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パンドラ S14シルビア 後期 失敗しないボディ洗浄とカットと注意点
通常であれば中性洗剤で洗えば済むのですがヌルヌルが取れないので、そのままスタートするとマスキングも塗装も剥がれてしまいます。
一番手間が掛からず効果的な方法をご紹介します。
ボディ洗浄に必要なもの
1、ブレーキクリーナー
2、メラミンスポンジ
3、中性洗剤
上記3点が必要になりますが、全てホームセンターなどで購入可能です。
【ブレーキクリーナー】
特売の時などは安価で購入出来たりしますので1本常備しておいても良いかもしれませんね。
【メラミンスポンジ】
聞きなれない方も居るかもしれないですね。
見た目は白いスポンジなのですが、蛇口などの水垢などを擦るだけで落とすことが出来るものです。
スポンジというと黄色い豆腐みたいな物を想像するかもしれませんが、大きくて切り分けて使うようなタイプがコスパ的にもお得です。
【中性洗剤】
台所にあるものを拝借しましょう。
ボディ洗浄の方法と注意点
一番最初にブレーキクリーナーをボディ内側全体に垂れてくる位タップリ吹き付けます。
これで大凡油分(離型剤)が落ちると思いますが、この後中性洗剤を泡立ててボディを洗い水で流した後にメラミンスポンジで擦って下さい。
その後もう一度中性洗剤で洗えば完了です。
ブレーキクリーナー⇒中性洗剤⇒メラミンスポンジ⇒中性洗剤
水分を拭き取った後に指の腹でボディをこすって「キュ!キュ!」と音がすればOKです。
失敗しないボディカット
カットするラインが薄くて見えないのでペンで書き込みますが、実線で書き込もうとすると綺麗に書けないので点を繋いで書き込んでいます。
ペンで書き込むのが苦手な方は、ラインテープなどを使うとよいでしょう。
あとは曲線バサミやカッターを使ってカットしてください。
インナーバンパーを合わせる時の注意点
ボディ側の注意点
同メーカーでも車種によってはボディ内側から覗かせることができるタイプもあるのですが、S14シルビア後期の場合は、インナーバンパーに凹凸があるためボディ側をくり貫く必要があります。
ただ、プレスライン通りにカットしてもインナーバンパーは収まりませんので、現物に合わせでカットする必要があります。
インナーバンパー側の注意点
矢印部分が出っ張っているのでボディ側をくり貫かないと収まらない訳ですが、この部分は幅が左右均等ではなく1mm弱位違いがあります。
ですので、左右それぞれの幅に合わせるか幅の広い方に合わせてスッポリ収まるようにボディ側をカットする必要があります。
マスキングをする際の注意点
窓枠が一番わかり易いのですが、ここも左右不均等です。
ガラス部分をマスキングして後、窓枠をマスキングしている画像なのですが、プレスラインに合わせるようにマスキングすると左右不均等になります。
気になる方はプレスラインを無視して左右どちらかに合わせるとよいでしょう。
感の良い方は既にお気づきと思いますが、フロントウインドウだけでは無く他部分も左右不均等ですので確認しながら作業をしましょう。
まとめ
アディクションなど高精度のボディと比べると見劣りする感が否めないボディですが、ファンが多いメーカーさんであると思います。
注意点は、しっかりとしたボディ洗浄とインナーバンパーの擦り合わせ、そして左右均等になるようなバランスの取れたマスキングの3点に尽きます。
しっかり作り込めば見栄えのするボディです。