sponsored link
--- 目次 ---
オーバードーズ サイオン FR-S ボディ制作方法
世の中には拘りボディという存在は幾つかありますが、このボディもその一つ。
—以下メーカー説明文より—
Weld が製作したサイオン FR-S のデモカーを忠実に再現したクリアボディーが登場!
OD HIGH DETAIL BODYシリーズは、3Dスキャナーを用いて実車を徹底的にデジタル解析、そのデータを元に3D プリンターで試作品を作成し限界までブラッシュアップ。
そして、マシニング加工で金型を切削することで細部の鋭いエッジまでも表現。
さらに、最新技術によりフロントフェンダー後部のアンダーカットも忠実に再現することに成功。
オーバードーズ サイオン FR-S ボディのメリットとデメリット
・オーバードーズ サイオン FR-S ボディのメリット
メーカー説明にもあるように実にクオリティの高いボディです。
別体パーツ(特にフロント)は中央と左右で交互に差し込んで噛ませて取り付ける構造でしっかりとした強度を確保しています。
プレスラインに鋭利なエッジが無いのでマスキングが浮き難く、塗り手側にとっては非常にありがたいです。
ここまでの制作で修正はなしです。
この手のボディにありがちな「どこからカットすればいいの???」と言う点についても、ブログで細かく説明があります。
ユーザーへの配慮を感じますね。
・オーバードーズ サイオン FR-S ボディのデメリット
ただ、ここまでで少々気になった点もあります。
保護フィルムの圧着が少し弱いのかボディカットをして行くと、あちこち剥がれてきます。
対処出来る範囲なのでさして問題はありませんが、マスキングする際に位置(境目)が分かり難いです。
例えば、ウインドウとウインドウ枠の境目など、保護フィルムが少し浮いているのかな?といった印象です。
余談ですがメインカラーはパープル/グリーン偏光色とブラックの塗り分けになります。
ライトバケットの塗装
先にも書いたように、実に精度がよくボディにフィッティングするとピッタリ合います。
フロントライトバケットのメッキ塗装はメッキのキラキラ感がなくなる程度に極薄くスモークを吹いています。
これだけで随分と印象が変わります。
下半分は接着面なのでマスキングして塗装してあります。
スーパーリアルパーツのドアミラーを塗装する
本体はボディ同色で基部を艶消しブラックの塗り分けですが、予想外に手古摺りました。
下地剤⇒ブラック⇒偏光色⇒基部を筆塗りブラック⇒クリアーコーティング⇒フラットクリアー(基部ブラックのみ)
苦労した甲斐がありました。
別体パーツを接着する際の注意点
・接着面は塗装しない
接着面は出来るだけ塗装しない方が強度が上がる事は一般的ですが、艶消し処理に使う【フラットクリアー】も塗料として扱い接着面を避けた方がよいです。
リアディフューザーを艶消し処理しますが、後にリアバンパー下部と接着しますので接着面と艶消し部分を分けてマスキングします。
フロントリップも同じようにマスキングを入れて未塗装(艶消し処理なし)にします。
リアバンパー下部も同じように接着面と艶消し処理部分を分けます。
小さな部分にも拘りを
この部分なんて言うんでしょう?
三角形の反射板?部分も保護フィルムを残して艶消し処理しないようにします。
小さいので分かり難いですが、ちょっとした部分でトータルの出来上がりが違ってきます。
まとめ
オーバードーズ サイオン FR-S ボディは実にクオリティの高いボディです。
別体パーツの擦り合わせもほぼ必要がなく、ポリカ製ライトバケットもボディ形状にピッタリ合います。
メーカーさんのブログでのフォローもありますので【86】がお好きな方には一押しのボディです。